さくらスチーマー

今日の夕方。
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イライザさんは本日はいなかった。
というか、それはなんとなく解っていたのだけど。
もう。
シフトが理解できるくらいそのお店へ行ってるような気がする。

髪が長く、ツンとした感じ。

そう。
江口さんだ、と。

僕が通産省へ入ったとき、先ず江口さんという女性の先輩に、
「これとこれをやって」
と言われたのが最初。

それしか言わず、ツンとした態度の彼女。
絶対に口を利かなかった記憶がある。

電気用品安全法に関する仕事だったので、
実際、僕の仕事とは違ったのだけど。

もう古い話ですね。
電気用品安全法のマークもあの郵便マークっぽいのではなく、
今ではPSEマークでしたっけ?
変わってしまいましたし。

そのときの部署も、
通商産業省東京通商産業局公益事業部施設課、
というところだったのですが、
今では経済産業省?
東京通産局はもう名称が変わってますし、公益事業部ももうそういう言い方ではないし。
大手町合同庁舎の13階も今ではどうなってるんだろう?
なんて古いことを思い出したりしました。
気象庁のあるところですね。

あそこで、許可申請に対して許可を出すという如何にも「お役所」な仕事をしていたのですが、1年くらい経った頃かな。
江口さんが、

「手紙を出すから住所を」

というのでその紙へ書いたのでした。

或る日の夜9時か10時かそんな頃。
ぴんぽーん、と僕の部屋へ来客者。
僕は不機嫌そうに「はーい」と応えます。
返事があれば開けますけど返事がない場合は放っておくのでした。
が。
「ゆうびんでーす」
と。

そういえば出張で今日いなかったぞ、な江口さんが手紙を片手に、
「郵便ですよぉ〜」
って。

意味わかんなかったし。

あがりこむし。

そか。
住所わかれば来れるよな、とか思ったのでした。

先輩にお茶を淹れ、どうしたものかとは思ったものの、
会話が弾んだ記憶があります。
が。
出張帰りのスーツからストッキングに包まれた脚に目が留まったとき、
「い、いかん」
と、
「電車が終わってしまう」
などと言いつつ帰ったほうがいいと促しました。

彼女はお風呂のないアパートに住んでいて、
「これから銭湯も。。」
などと言いましたが、
「ウチのお風呂は貸せませーん」
と、駅まで見送りもせず部屋から出てもらったような。

日々。
随分と大人びた彼女だったんですが、
唯一その日だけは不思議な日でした。

職場ではツンツンとした彼女でしたが1回くらい夕飯食べに行ったかな。

とはいえ、結婚を機に松本へ帰らなくてはならなかったので。
そして。
東京電力の社員ですら会うことができない東京電力の偉い人が
僕みたいなぺーぺーへ頭を下げて「許可をお願いします」とかいう、
その空気が。
なんかおかしい。
とか思いつつあった頃でしたので、

さくっと通産省とおさらばをして、長野県の民間会社へ就いたのでした。

「結婚をします」
という話をしたら、
「異動になりました」
というハガキが江口さんから届きました。
ええ、印刷されたハガキが。
「なんで近畿通産局?」
と本気で言ってやりたかったですが結局何もないままですね。
横浜の事務所だってあったし、資源エネルギー庁だって。
まぁ、それっきりなのをいろいろ思ってもしょうがありません。

昭和時代だったかなぁ。。なんだか微妙な時期のすっかり忘れていたことを。

イライザさんによって思い出してしまいました。

「ご注文は?」
「トールサイズで。。」
「はい」
「ストレートティーを」
「何になさいます?」
「アールグレイで」
「ホットで?」
「ええ」
「あの。。」
「え?」
「ティーバッグを出しちゃってもらってもいいですか?」
「?」
「トールだと濃くなりすぎちゃって」
「エスプレッソのカップを」
「あ。お願いします」

三井物産のカルガモもそんな頃でした。


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